トモホームブログ

2023.09.03 お知らせトモホーム住宅とは耐震について

あらためて耐震等級のお話

現在では東南海地震への備えもあり住宅の耐震等級の認知は広がっているように思えます。リフォームもそうですが、新築住宅において耐震性を持たせることは南海地震のためにはもはや必須です。では耐震の等級(1~3まであります)による違いとはどういうものでしょうか。

 

耐震等級1


建築基準法で定められている最低限の耐震性を満たす基準です。

・数百年に一度程度の地震(震度6強~7程度、阪神・淡路大震災や熊本地震クラス)に対して倒壊・崩壊をしない。

・数十年に一度の地震(震度5程度)に対して損傷しない程度。

 

耐震等級2


耐震等級1で想定される地震の1.25倍の地震に耐える性能

 

耐震等級3


耐震等級1で想定される地震の1.5倍の地震に耐える性能

 

 

法律で定められていますので新築住宅では最低でも耐震等級1、震度7程度に耐える住宅が建てられるということになります。ただ注意として耐震等級1では震度7程度でも倒壊しない強度ですが損傷は受ける可能性はあるということです。損傷の程度によっては余震により倒壊することも考えられますし、修繕できず建て替えが必要になる可能性もあります。

これに対して耐震等級2以上では避難所指定される公共施設の強度となりますので安全になってきます。2016年の熊本地震では震度7が2回起こりましたが調査により耐震等級3の住宅では倒壊が0棟で87.5%の住宅で損傷なしとなっています。地震に耐えることはもちろんですが後の生活を考えると地震後も自宅で生活できることが望ましいですよね。

トモホームでは耐震等級3を標準としています。またより地震力を抑制する制震装置も使用可能です。これからもお客様の安心、安全なお家造りをさせていただきたいと思います。

 

耐震等級3のススメ