2020.07.07 お知らせトモホームができるまで分譲地・建売情報
前回の気密検査でお家の隙間の大きさを数値としてお見せすることができました。今回は省エネ性能の見える化です。
今年から住宅の省エネルギー基準の適合義務化がされる予定でしたが延期となりました。地域によって最低限クリアする基準は作られていますが守る義務はなくなりました。延期理由はいろいろあるようですが、平成27年度の国土交通省の資料で全国で基準適合できている住宅は約60%でした。新築でも約40%が適合していないので、法施工されると省エネ基準についていけない会社が出てくるというのが主な理由ではないでしょうか。
ただ2021年からは省エネ性能の説明義務化がされますので適合基準に対してどの程度の性能なのか説明だけは受けることができるようになります。
ただ何度も言いますが省エネ基準に適合する義務はありません、基準値以下ですと言われればそれまでです。
さて、その省エネレベルをどのように見える化するかですが、これには「建築物省エネルギー消費性能表示制度 BELS(ベルス)」という第三者認証制度があります。
↑こちらが今回薊野建売物件のBELS評価書ですが、まずこの中に外皮基準UA値がありこの数値が小さいほど断熱性能が優れていることを表します。高知市のリア基準はUA値0.87以下ですので適合しています。ちなみにZEH基準は高知市でUA値0.6以下ですので残念ながらZEHに基準には今回届きませんでした。なぜ「今回は」かというと断熱材を同じ厚さで施工したとしても外壁や窓の面積、基礎の高さなどによりお家ごとに数値は変わります、目標UA値によって断熱や窓の計画が必要となります。
つづいて省エネレベルですが、こちらは★で表されます。先ほど話した省エネ適合義務化クリアレベルで★2つです。最高は★5つとなります。そして、多い・少ないのグラフがありますが左に行くほど省エネ住宅です。その上に32%削減とありますがこれは今回の物件が適合基準値からさらに32%のエネルギー削減ができているお家ということろ表しています。
来年からの法施工後はきちんと省エネ性能の告知はされるようになりますが、トモホームではお客様に安心していただけるようすでにBELS評価を全棟行っています。もちろん基準値は全棟適合クリアしていて、弊社標準断熱仕様でUA平均値が現在0.7未満となっています。
ご要望があればより高いレベルの断熱工事にも対応できます。
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